『水分れ』と書いて『みわかれ』と読みます。
本州一標高の低い中央分水界などと難しい表現をされる公園なので、その時点で調べるのを辞める方も多いのではと思いますが、実際のところは滝で水遊びができる珍しい公園です。
初めて見たときからナイアガラの滝みたいだなと思って実際どんなものか気になったので遊びに行ってきました!
滝で水遊び!

水分れ公園の象徴ともいえるのがこちらの滝です。
滝から流れ落ちた水は下にたまるようになっていて、水遊びができるようになっています。

たまった水は川のようなところを通って下流に向かって流れていきます。
小さなお子様は川のほうかいいかもしれません、浅く見えました。滝も怖いかもしれませんしね。
流域面積が広いので比較的たくさんの子どもたちが遊んでいても密集しない水遊びスポットになっています。
ただ、周りが石畳というか洗い出しというか、石でできているためテントを立てるということができません。
東屋も1つ2つしかないため譲り合って利用しないといけないため長時間の滞在には向きません。
本当に水遊びだけをするつもりで遊びに来る、フィールドミュージアムで夏休みの自由研究ついでに遊んで帰る、くらいの利用シーンがいいのかもしれません。
それにしても、水遊びならぬ滝遊びができる贅沢な水遊びスポットと言えます。
滝はどこ?
駐車場から公園に向かって歩いてきても中々滝にたどり着けません。
気が生い茂っていて、音も意外と小さくて、滝の場所が分かりづらいんですよね。
水分れ公園駐車場に地図があったのでご紹介します。

駐車場から公園に向かって歩いていくと鳥居があります。
鳥居をくぐりたくなりますが、くぐると公園には着きません、フィールドミュージアム(旧:水分れ資料館)に着きます。
フィールドミュージアムの前でオープンカフェを営業されているので休憩もできます。
結構評判がいいそうですが、小雨が降っていたため利用できず残念…。
脱線してしまったのですが、公園は鳥居を超えてさらに奥へ進んでください。
右側に大きな滝が見えてきます。
フィールドミュージアム付近からは滝が全く見えないので気づかずに帰ってしまう人も多そうです。
公園という名前ですが、遊具などは特に設置されていないようでした。
地図に桜の絵が描かれていることに気づきましたか?
川沿いに桜が植えられているようで、春が非常に楽しみな公園ですね。
今度は桜の季節に来てみたいと思います。
川の生き物たち
清流の象徴ともいえるカニ🦀がいました。

小雨でしたが、その影響もあってか水流が少しだけ速めでした。
実はこのあとカニさんはアーレーという感じでひっくり返って流されていきました…。
ごめんよ追いかけて…。
公園の名前の由来は?水分れって?
簡単に説明すると1つの川が2つに分かれて、1つは日本海へ、1つは瀬戸内海へ流れる非常に珍しい水系です。
という言い方をするとちょっと凄い気がしてきませんか?
本州ここで2つに切れてるやん!みたいな。

日本海側へ流れる水系は由良川水系、瀬戸内海へ流れる水系は加古川水系です。
難しい言葉でいうと中央分水界というらしいです。
フィールドミュージアムには有料おじさんが住んでいる?
公式サイトには
当館は「小さいけれども学びがいっぱいの博物館」を目指しています。限られた展示スペースではありますが、ご来館いただいた皆様に氷上回廊や水分れの魅力を様々な展示手法でお伝えします。1Fの水分れロビー、2Fの交流ギャラリーは、入館料が無料です。様々なシーンにご活用ください。
https://www.tamba-hikamikairo.com/fieldmuseum/floor/
と書かれており無料であることが分かると思います。
ですが、なぜか一歩踏み入れると

有料ですよ?お金払ってください!
っておじさんが迫ってきます。
結構しつこいのでトイレを借りるなどで立ち入る際には気を付けてください。
アクセス
『水分れ公園』
住所:〒669-3464 兵庫県丹波市氷上町石生
角に『水分れ公園駐車場』と書かれた広めの駐車場がありますが、そこから水分れ公園へ向かう細い道を進むと左側にフィールドミュージアムの駐車場があります。
どちらの駐車場も無料なので、より近いフィールドミュージアムの駐車場のほうが便利です。
混雑具合を見て利用してください。
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