小学生くらいになると困ることは減ると思いますが、乳幼児の間の旅行は宿泊施設のことや食事のことなど、考えることがたくさんあって1つ1つ調べるのも大変ではないでしょうか?
今回ご紹介させていただくモデルコースに登場する施設は全て乳幼児期の子連れ旅行で立ち寄った場所ばかりなので安心して訪問してください、グレーな施設は含んでいません。
タイトルは子連れとしていますが、子連れでなくてもバッチリご満足いただけるコースに仕上がっています。
モデルコース通りに旅するも良し、自己流にアレンジするも良し、旅行の楽しみ方は自由です。
言えることはただ一つ!ぜひ海の京都、京丹後の旅行を楽しんでください!
その中で今回のモデルコースを策定するにあたってのコンセプトは次の通りに設定しました。
行程の全体像
今回のモデルコースで巡る『✨魅力ポイント&立ち寄りスポット✨』のご紹介です。
モデルコースの作成にあたり、発着地点は京都市内の方が便利であろう沓掛I.C.にしています。
マイカーを前提としていますが、最後にレンタカーの案内もさせていただきますのでご心配は無用です。
では、日別でモデルコースを詳しくご紹介していきます!
1日目
- 9:00京都縦貫道 沓掛I.C.
京丹後に向けてレッツゴー!
- 10:00由良川P.A.
沓掛I.C.から約1時間で到着します。
ご自宅からの運転だともう少し運転されていると思いますので休憩を。
由良川P.A.には小さいですが芝生の広場があり、休憩に最適です。
ワンちゃんを散歩させている方もいます。
天気が良ければお弁当やおやつを東屋で食べるのもグッドです。
- 11:30丹後ジャージー牧場ミルク工房そら
由良川P.A.から約1時間で到着します。
ランチはここでいただきましょう。
テレビでもジェラートやチーズを中心に紹介される有名な牧場で、近隣の高級旅館にも卸されている乳製品は絶品です。
土日祝なら併設レストランで石窯ピザもいただけオススメです。
ジェラートやピザをいただいた後は放牧されている牛をのんびり眺めてみてはいかがでしょうか。
平日に訪れたり、好みに合わなければ久美浜の街でランチをされてもいいでしょう。
おしゃれな店も続々開業していて今注目のエリアです。
- 13:30木下酒造
丹後ジャージー牧場ミルク工房そらから約5分で到着します。
コース的には少しだけ戻ることになります。
そらでのランチを想定しており、混雑時間前に到着したかったので、先にそら、その後戻ってくるコースにしています。
伏見が有名な京都の地酒ですが、ランキング2位を獲得する実力派の蔵元です。
日本酒が好きな方、お土産に贈りたい方にピッタリです。
- 14:30うみのみえる丘 白岩恒美農園
木下酒造から直行で約10分で到着しますが、時間があるので久美浜湾の周囲をドライブしていきませんか?
久美浜湾は『京都文化的景観』にも指定されています。写真が趣味の方は、久美浜公園やかぶと山展望台から撮影するのがオススメです。
久美浜湾1周ドライブして向かうと約20分で到着します。
『うみのみえる丘 白岩恒美農園』は直売所ですが、自家栽培したフルーツを使用したフローズンスムージーが絶品です。
使用するフルーツは季節によって違うので、いつ行っても楽しめます。
お店の方も気さくで元気なおばさまで、季節のフルーツのことを教えてくださったり、ふれあいも楽しいです。
気に入ったフルーツがあれば1日目に買っても良いですし、2日目に戻ってきて買っても良いです。夕日が浦温泉から約10分、和楽だと約5分で到着します。
オススメは2日目、朝どれを狙ってほしいところです。
- 15:00離れの宿 和楽
白岩恒美農園から約5分で到着します。
1日目の行程はここで終了、旅館でゆっくりしましょう。
和楽は夕日が浦温泉の子連れOKの高級旅館の最高峰です。
子ども向けの夕食2種類、おむつ専用ごみ箱の準備などおもてなしが行き届いており、部屋についている露天風呂は夕日が浦温泉、部屋食、庭付きなど言うことなしです。
他の宿泊施設も見てみたい方はこちらで紹介しています。
2日目
- 9:00離れの宿 和楽
2日目、レッツゴー!
- 9:10うみのみえる丘 白岩恒美農園 & 高田晴夫農園
和楽から約5分で到着します。
夕朝食で地元のフルーツや野菜を食べたと思います。
もし気に入った食材があればぜひ直売所で買ってください。
道の駅やスーパーで買うより遥かに安い価格でたくさん買えます。
朝なら朝どれの瑞々しいフルーツや野菜を狙うことも可能です。
かご盛りで売られているフルーツがお買い得で、たくさん買うとおまけしてくれたり、直売所ならではのふれあいが旅行してるなーって雰囲気になります。
白岩恒美農園がフルーツ中心、高田晴夫農園が野菜も置いてます。
- 9:30
- 10:00かに一番
夕日が浦海岸から約5分で到着します。
大きなカニのモニュメントが目印です。
『かに一番』は夕日が浦温泉で最大のお土産屋です。
併設されているお菓子工場から作りたてのお菓子が店頭に並びます。
運営元が水産会社なので冬にはカニも並びますし、生の海産物やかまぼこなどの加工品も充実しています。
レジで直接注文するソフトクリームが隠れ名物です。
- 11:30道の駅 舟屋の里伊根
かに一番から丹後半島の海岸沿いを走って約1時間で到着します。
大体のカーナビは普通に入力すると内陸ルートを示すと思います。
海岸ルートと内陸ルート、ほぼ同じ時間なので、わざと逸れて海岸ルートを通ってみてください。
海岸ルートは絶景です。天気が良ければ思わず車を止めて見とれることでしょう。
ランチは道の駅でいただきましょう。
道の駅の中にレストランが2つあります。
子連れの場合は『レストラン舟屋』、子連れでない場合は『お食事処 油屋』がオススメです。
『レストラン舟屋』は離乳食持ち込みがOKで、席数も多いので混雑時も席が空くのが早いです。
『お食事処 油屋』は伊根の老舗高級旅館『油屋』が営むレストランだけあり、道の駅のレベルを超えた美味しい食事をいただくことができます。
ちなみに、油屋は2つの旅館をされています。
油屋には私も2度宿泊していますが、冬の伊根ブリが絶品です。迷わずカニよりブリです。
道の駅のレストラン以外にも、道の駅から階段を降りて海沿いに出たところにお食事処がいくつかあります。
テレビで紹介されていたところも2つほどご紹介します。
- 13:00伊根湾めぐり遊覧船
道の駅から約5分で到着します。
伊根といえば舟屋です。
舟屋というのは1階が船倉、2階が住居の民家です。
舟屋って陸側から見ても普通の民家なんですよね。
舟屋を海側から観光できるのが『伊根湾めぐり遊覧船』です。
遊覧船には海鳥も並走するので、船着き場に売っている餌用のかっぱえびせんを持ち込むのがオススメです。投げるとキャッチしてくれるのが楽しいですよ。
伊根湾は非常に穏やかな海ですので船酔いもしづらいと思います。
道の駅から遊覧船乗り場に向かう途中、『向井酒造』という蔵元があります。
古米で仕込んだ赤い日本酒『伊根満開』が名物です。
味より見た目を重視した日本酒になります。
リンクこのあたりで行程は終了です、あとは安全運転で帰りましょう!
時間に余裕があるのであれば、帰り道の途中にある『天橋立』によってもいいでしょう。
- 16:00京丹波P.A. 京丹波 味夢の里
遊覧船乗り場から約1時間で到着します。
パーキングエリアですが、サービスエリア並みのサービスで大きいです。
お土産が足りなければこちらで買い足しても良いでしょう。
今回の行程ではご紹介しきれていませんが、網野にある『とり松』という郷土料理屋の作る『ばら寿司』を買うことができます。
帰って夜ご飯を作るのが面倒であれば買って帰ると家でも旅行気分を味わうことができます。
- 17:00京都縦貫道 沓掛I.C.
帰るまでが旅行です!気を付けてお帰りください!
子連れ旅行のコツ
- 子連れOKの宿泊施設
- 子ども向けのレジャー施設や食事施設
などは事前に想定されて計画される方が多いと思いますが、経験者だからこそ言えることが『1時間置きに休憩を挟むこと』です。
車の中で寝れないお子様、昼寝明けで寝ないお子様などは、1時間ほどで飽きてぐずることが多いです。
本人も退屈ですし、大人も密室空間でぐずられるとメンタル的に良くありません。
道の駅やパーキングエリアなど、10分の休憩でもよいので1時間置きの休憩を心掛けてください。
今回ご紹介していないところ
夕日が浦から伊根に抜ける海沿いルートをオススメしていますが、内陸ルートを通るなら中継地点として、道の駅『丹後王国「食のみやこ」』があげられます。
もし乳児を連れておられる場合は保険的な意味で道の駅『丹後王国「食のみやこ」』を経由するルートも検討してみてください。
粉ミルク用のお湯の提供をはじめ、乳児連れに役立つサービスがたくさんあります。
マイカーをお持ちでない方へ
マイカーをお持ちでない方は普段から運転をしないので心配、という方もおられることと思います。
今回ご紹介させていただいているモデルコースは、すれ違いが困難な道などの運転スキルが求められる道は含んでいません。
交通量が多いところもありますが、交通量の多いところは道も広いですので、比較的安心して運転していただけるコースになっています。
京丹後を満喫するためにはレンタカーがあると大変便利ですので是非ご検討ください。
レンタカーを借りる場所として、
- 現地でレンタカーを借りる
- お住まいの地域でレンタカーを借りてから行く
のどちらかだと思います。
私のオススメはレンタカーを借りてから行くです。
子連れ旅行はバッグ1つというわけにもいかないんですよね。
お住まいの地域でレンタカーを借りる場合は下のリンクからの検索が便利です。
現地でレンタカーを借りる場合はどこで借りるか、という問題です。
京都駅から京丹後方面に行く列車は、
- 特急まいづる(東舞鶴行き)
- 特急はしだて(天橋立行き・豊岡行き)
- 特急きのさき(城崎温泉行き・福知山行き)
大阪駅から京丹後方面に行く列車は、
- 特急こうのとり(城崎温泉行き・福知山行き)
が主要な列車になると思います。
今回ご紹介するルートを考慮しますと『天橋立』や『宮津』あたりでレンタカーを借りると便利そうです。
その中で評判の良さそうなレンタカーを見繕ってみました。
大阪駅からの場合はコースをアレンジしてみてもいいでしょう。
『豊岡』でレンタカーを借りて丹後半島をぐるっと一周してくるようなコースが良さそうです。
もしご好評いただけるようであれば大阪発着のモデルコースも作成してみようと思います。
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