京都亀岡の湯の花温泉にあります、オールインクルーシブの宿「里山の休日 京都・烟河」さんをご紹介します。
オールインクルーシブとは?
オールインクルーシブという言葉に聞き覚えがある方は中々の旅行通だと思います。
オールインクルーシブとは旅行代金に滞在中にかかる食事代やドリンク代、アクティビティ代などがほぼ含まれているサービスのことを指します。
一番の注目ポイントはドリンク代でして、オールインクルーシブをうたっている宿泊施設は、フリードリンクになっているケースが多いです。
烟河さんも漏れずフリードリンクでした。
中にはオールインクルーシブでフリードリンクを謳いながら、食事中だけはフリードリンクではない、という例外を設けている宿泊施設もありますので注意が必要です。
烟河さんはプランによって分けていました。
オススメのプランはありますか?
烟河さんに宿泊するのであれば、全部コミコミのオールインクルーシブをオススメします。
先ほども触れましたが、烟河さんはプランによって全部コミコミのプランとそうではないプランがあります。
予約しようとしているプランの内容をよくご確認いただくと、

👆の画像の赤枠で囲った部分、「ご夕食時 フリードリンク」と記載のあるプランと、記載のないプランがあります。
ぜひ、烟河さんに宿泊される際には記載のあるプラン(全部コミコミのプラン)をお選びください!
フリードリンクになっていますと多少宿泊料金が高かったとしてもペイできるのがオールインクルーシブの宿泊施設の最大の魅力です。
夕食時に別注すると1杯5~800円くらいすると思います。
1人2杯いただいたとして約1,500円となります。
浮いたお金はお土産やお部屋のグレードアップ、別注料理の注文などに使うことができます。
なにより金額を気にせずいただけるので、心にゆとりができます。
しかも、烟河さんの場合はフリードリンクなのは食事中だけではありません!
👆の画像の6番を見てください。夕食後もフリードリンクです✨
書かれていませんが、筆者が宿泊したときはおつまみもサービスされていまして、まさに至れり尽くせり。
ロビーでの飲食は控えて、部屋に持ち帰るようアナウンスされていました。
主力プランとして「饗」「燦」「漸」の3種類のプランを展開されています。
それぞれ、「松」「竹」「梅」のようなイメージです。
筆者のオススメは竹相当の「燦」です。
量・質、ともに値段相応もしくはそれ以上の価値があります。
石窯料理が中心となっていますので、普段の生活やレストランでもいただく機会の少なく特別感があります。
味付けは洋風なので、和食をご希望の方はご注意ください。
子ども向けにお子様ランチ的なものの用意があります。
お子様連れの場合でも安心して宿泊することができます。
部屋タイプが多すぎて悩む…赤ちゃん・子ども連れにオススメの部屋タイプはありますか?
まずは烟河さん以外にも共通する、筆者が赤ちゃん・子ども連れで数多く宿泊してきた経験から得た、特にオススメの部屋タイプの条件は以下の2つです。
なぜベッドより布団?
小さいお子様の場合、添い寝をされませんか?
洋室の場合ツインベッドが多いのですが、シングルもしくはセミダブルのベッドサイズが多いです。
添い寝するには狭いため、落下してしまう恐れがあり大変危険です。
気を付けながら寝るというのも疲れますしオススメしません。
なぜバス付?
宿泊予定の施設は温泉ではありませんか?
子どもは大人と比べて肌が繊細なので、温泉に負けてしまうかもしれません。
大浴場を怖がってしまうかもしれませんし、自分が洗っている間にどこか行ってしまわないか、人様に迷惑をかけないか、心配になります。
大浴場のお湯の温度が高すぎるということもあります。
温泉は気になるな、大浴場は気になるな、と思うのであれば、バス付の部屋をオススメします。
筆者のオススメは、温泉ではない大浴場のある宿泊施設で様子を見る、です。
そうすると大浴場での様子は分かりますし、お互い慣れることができます。
結局、烟河さんならどの部屋タイプが良い?
烟河さんは非常に部屋タイプが多くて悩むと思います。
スタッフの方と部屋について相談をさせていただいた内容と、実際に宿泊した部屋についてご紹介していきます。
結果から申し上げますと、赤ちゃん・子ども連れの場合はひろびろスイート和洋室が大正解です。
サイトによってはバリアフリー対応和洋室と記載されていることもありますが同じ部屋です。
広いこと、スイートと名の付く部屋であることから高いのでは?と思うかもしれません。
例として、ある日の宿泊料金で比較してみましょう。
ひろびろスイート和洋室 | スタンダード和室 | |
---|---|---|
設備 | バス・トイレ | トイレ |
広さ | 68平米 | 33平米 |
料金(税込) 大人2/小人1食事付 | 46,770円 | 42,305円 |
赤ちゃん・子ども連れの場合、洋室(ベッド)より和室(布団)のほうが安心です。
布団を不要(添い寝)とすることで、宿泊料金を抑える効果も期待できます。
料金を比較してみていかがでしょうか?
部屋の広さが2倍、バス付になって、料金は4,500円のUPです。
オールインクルーシブでフリードリンク分を部屋代に回したと考えると非常にお得感が出てきます。
バス付なので赤ちゃん・子ども連れでも安心です。
バリアフリー対応の部屋ですので、ベビーカーを押して部屋の中まで行くことも可能です。
特に子どもが小さいと荷物が多いためスーツケースやコロコロに詰めることも多いですが、それらの運搬も楽に行うことが可能です。
注意いただきたいのは、スイートと名前がついていますが、高級感はありません。
大浴場は非常に近いため何度も温泉に浸かりたい方には便利です。
奥まっている部屋なので食事会場やロビーまでの距離が長いことが唯一気になった点です。
バリアフリーを謳っているのに移動距離が長いって変だなと…。
大浴場が畳張り!?
烟河さんの大浴場はなんと畳張りです。
普通の大浴場は岩のような床材が多いのですが、濡れると滑りやすくなったり冷たかったりしますよね。
畳張りなので素足で歩いた時の感覚がまるで違います。
温泉は湯の花温泉を引いておられます。
露天風呂も有るので、一通り満足できます。
食事は自家農園の野菜を使用 農園見学可
烟河さんは敷地内に自家農園をお持ちです。
宿泊者は自家農園を見学することができます。
下の写真は見学中の様子です。👇

夕食には自家農園で獲れた野菜を石窯料理にして提供されます。
余計な味付けはあまりされておらず、子どもに少し取り分けてあげて食べさせてあげることができます。
農園で見てきた野菜が彩り豊かに調理され運ばれてきます。
しかもハウス栽培ではなく露地栽培なのでその地域のその季節の旬の野菜をいただくことができます。
親子で農園での実りの様子や料理の味などを語らうことは、食育の大切な要素の1つです。
もし好き嫌いの多いお子様であれば、食育をテーマとした旅行を計画してみてはいかがでしょうか?
滞在中のオススメの過ごし方
中庭にゆらゆら揺れる椅子が5台くらい置いてあります。

筆者の子どもも椅子が気に入ったようで何度も座らせてほしいとおねだりしてきました。
写真で見ての通り座面もしっかり深いので、割と安心して座らせることができます。
足湯もあります。
季節が良いとずっと居たくなる気持ちの良さでした。
ロビーからドリンクをもらってきて夏の夜にゆらゆらと、星空とともに、気持ちよさそうです✨
オススメ度
項目 | 評価 |
---|---|
赤ちゃん(乳児)連れOK度 | |
子ども(幼児含む)連れOK度 | |
大人も楽しめる度 | |
スタッフの親身度 | |
料理の量 | |
料理の質 | |
コスパ |
ウェルカムベビーのお宿並みのサービスは無いので、赤ちゃん向けに対しては可もなく不可もなくという評価になります。
子ども向けとして考えますと、食事はお子様ランチ的なもののご用意がありますので、子ども向けも意識されたサービス運営をしていることが伺えます。
自家農園の見学と食事が食育に繋がるのが非常に良かったです。
スタッフの方々の対応は非常に丁寧です。
筆者も家族旅行から3世代旅行に急遽変更になり、部屋の変更や金額調整など相談させていただいたところ、非常に丁寧に相談に乗っていただき、ご提案いただきました。
色々な宿泊施設を利用してきましたが、トップクラスの丁寧さでした。
旅行初心者の方にも大変優しい宿泊施設だと思います。
料理の量・質ともに平均点以上あると思います。
1泊2食付き2万円くらいから宿泊可能なので非常にコスパが良いです。
まとめ
里山の休日 京都・烟河
住所:〒621-0251 京都府亀岡市本梅町平松泥ケ渕1−1
駐車場:無料(平面)
URL:https://www.kyoto-keburikawa.jp/
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