子どもたちは夏休みが始まりましたね。
外は危険な暑さになる日も多いので家の中で過ごす日も多いのではないでしょうか?
お子様の夏休みの自由研究のテーマはもうお決まりですか?
他人と被らない、ちょっと変わったことをしてみませんか?
ということで、スーパーでも簡単に手に入る『食紅』を使った作品作りを試してみませんか?
食紅の売り場はどこ?
近所のスーパーを何軒か回ってみたところ、いずれも製菓コーナーで販売されていました。
大体1種類あたり100円~200円くらいでした。
どのスーパーも種類が少なく、メーカーも選ぶことができない状態でしたので、色味や材料にこだわる方はネットで注文したほうが良いかもしれません。
食紅を扱う上で注意点は?
食紅という名前の通り、食品に着色するために使用されます。(マカロンとか)
そのため過度に摂取しない限りは安全です。
衣服に付着すると取りにくいため『着古した衣服』や『エプロン』の着用をオススメします。
レッツ!作品作り!
では、ここからは作品のアイデアをご紹介していきましょう!
花を染める
小学校の高学年くらいになると、植物のしくみ、的なものを授業で習うのではないでしょうか?
その授業の中で、道管とか師管とか聞き覚えがないでしょうか?
すでに忘れた大人たちのために復習しておきますと、道管が根から吸収した水や肥料の通り道、師管が光合成して作った養分の通り道です。
根から吸収するのが一般的ですが、花瓶に水を入れて花を入れておくように、茎の断面からも水を吸います。
その水を食紅で色を付けておくと…?というのが今回の自由研究です。
変化が分かりやすいように、オススメは白い花で試すことです。
教科書では、茎の断面図を示して道管や師管、維管束などと説明されていますが、実際に自分で茎の断面図を見た人って意外と居ないんじゃないでしょうか?
見たことがある人でも、意外と分かりづらかったりします。
食紅を溶かした色水を吸うので道管も染まります。
そうすると、茎の断面を見たときに、どこが道管なのか一目でわかるようになります。
身の回りにある色々な花でやってみるのも面白いのではないでしょうか?
なんなら雑草とかでも面白い発見があるかもしれませんよ。
変化をスケッチや写真で観察日記や模造紙発表にしてもよし、今風にタイムラプスにしてもよし、発表の仕方も自由自在です。
オリジナルTシャツを染める
めちゃくちゃ良くまとまっていたので余計な説明はしません!

輪ゴムで縛って染めることをタイダイ染めと呼ぶそうです。
タイ(Tie、縛る)ダイ(Dye、染める)という語源のようです。
ですが、やってることは日本の伝統工芸の『絞り染め』と一緒で、何らかのブームを作りたくて作られた造語感が漂います。
ファッション業界では、大きく1つだけ絞るものを『タイダイ』、細かく複数絞るものを『絞り』と使い分けているようです。
ここはひとつ、自由研究としては日本の『絞り染め』にチャレンジしてほしいな、と思ったり…。

お子様の幼少期に使っておられた、ガーゼなども染めると新しい味になって甦ります。
染め直せばまた使えます。SDGsです。
ほら、いい自由研究のテーマに見えてきたでしょ!?伝統工芸×SDGs!
絞りに興味がわいてきたら、こういう施設も楽しいかもしれません。

色々アレンジして楽しんでみてくださいね!
食紅が衣服に付いてしまったら?
そもそも色を付けるためのものなので、一度付着してしまうと中々とることができません。
でも、作品作りに没頭していると衣服に付着することは多いと思います。
着色汚れ・染み抜きに使える方法をいくつかピックアップしたので、用意しておいてはいかがでしょうか?
くれぐれも、ご自身の衣服の材質などに配慮した上で、合ったものを選んでください。
Rinenna(リネンナ)
今まで見てきた中では現在トップに君臨している染み抜き洗剤かな、と思っています。
ミートソースとかカレーの汚れも予洗い無しで結構落とせる洗浄力を持っています。
しかも、赤ちゃんにも安心な成分でできているため、贈り物にしても大変喜ばれる代物です。
パッケージもめちゃめちゃオシャレです。
血液汚れにも対応しているため、女性にもありがたいのではないでしょうか?
最近の洗剤はすすぎ1回でOKなことが多いですが、リネンナは2回以上を推奨しています。
洗浄成分がしっかりしすぎているせいで、すすぎ1回では洗いの水に汚れや洗浄成分が残っている恐れがあるそうです。
少々お高めですが、染み抜きは『落ちなかったら安くても意味がない』ので、割り切りましょう!
国産なので安心です。(個人の感想です)
オキシクリーン
オキシクリーンは染み抜き系のテレビ番組でも扱われないことがないくらいの定番中の定番です。
不動のトップに君臨していたオキシクリーンですが、リネンナの登場により陰りが見え始めます。
焦りを如実に表したのがオキシクリーンの洗浄力をさらに上げたマックスフォースです。
通常のオキシクリーンは洗濯槽の掃除などにも利用できましたが、マックスフォースは『染み抜き専用』です。
リネンナをバリバリ意識している感じがします。
パッケージは…うん、何も言うまい、贈り物には向かないです。
血液汚れにも対応しているのはリネンナと同じ。
アメリカものなのでちょっと心配です。(個人の感想です)
茂木和哉
茂木和哉シリーズは水垢・カビ・サビ落としあたりが有名だと思います。
どれもかなり強力な住宅用洗剤として定番化しつつあるシリーズですが、その茂木和哉シリーズにも染み抜き専用の洗剤があります。
茂木和哉信者はコレ一択。
食器用洗剤で代用する
着色してから時間が経つと専用の洗剤のパワーを借りるのが効果的です。
ですが、着色してから時間が経っていなければ、食器用洗剤で代用できるかもしれません。
- 裏にタオルを敷く
- 上から食器用洗剤をかける
- 上から歯ブラシでトントンする
- 洗濯機で洗う
食器用洗剤で効かなければ漂白剤を使用するなど、工夫の余地はありますが、衣類用じゃないものを使うと記事を傷める恐れがあるため注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私などはついついホームセンターで自由研究キットのようなものを調達しがちな幼少期を過ごしたのですが、結構友達と被って嫌だったんですよね。
スーパーでも簡単に手に入る材料で、その辺の草で、使わなくなったシャツやハンカチで、学校で習ったことや伝統工芸についても理解を深める、子どもの頃は思いもつかなかった自由研究のテーマですよね。
このブログを読んだレアな自由研究難民の読者はラッキーですね!人と被らない率アップしましたよ!😊
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