亀岡運動公園のすぐ近くに雫の里農園さんが経営される『いちご農家のジェラート Goccia』というジェラート店が2022年7月16日にオープンしました。
食べたときの味のインパクトより後から思い出す系のジェラートで、完璧なバランスが上品に完成されているハイレベルなジェラート店でした。
今回は訪問時の様子と実食レポをお届けします。
外観


Gocciaの店舗はビニールハウスをイメージしたかのようなグレーの横長の建物で、表の通りから1本入ったところにあります。
田んぼとビニールハウスに囲まれているため遮る建物が何も無く、表の通りからも一目で分かります。
表の通りから来て店舗を超えてすぐのところに駐車場があり、30台程度は置けそうでした。
店舗手前まで進むとウェルカムボードがお出迎え。
入口は裏側になっていて、入口の横には控えめなメニュー看板を発見。
内観

午前11時頃に伺ったところ1組だけ先客がおられました。
私たちがいただいている間にも1組来店されていました。
まだ開店したてで知名度が低いのか、混みあう印象は受けませんでした。
自宅に戻ってホームページをくまなく散策していますと、取引先にSadaharu Aokiの文字を発見…
マジか…ちょっと凄すぎて絶句…
ホームページに掲載しているということは、Sadaharu Aoki側から名前を出すことを認められているということですから、相当ハイレベルなクオリティのいちごを栽培されていることが伺えます。
ちなみにSadaharu Aokiといえば👇を思い浮かべます。
カラフルで見栄えが美しいので社内のバレンタインデーのお返しとしてホワイトデーに配ったこともある、個人的に思い入れのある品です。良かったらマネしてください😊
余談が長くなってしまいましたが本筋に戻しましょう!
購買システム
Gocciaは食券システムです。
シングル or ダブル、プレミアムいちごを食べるかを選んで食券をお買い求めください。


シングル | 430円 |
ダブル | 650円 |
プレミアムいちごにチェンジ券 | 100円 |
シングル・ダブルともに、1種類を通常メニューからプレミアムいちごに変更する場合、100円の券を合わせて購入してください。
プレミアムいちごは『いちごの含有率60%以上』を謳っている、まさにプレミアムな一品です。
いちご農家の営むジェラート店なので、ぜひ召し上がっていただきたい一品です。
では、お待ちかね!ジェラートの種類をご紹介していきます。
ジェラートの種類



まず見ていただきたいのが、『通常いちご』と『プレミアムいちご』の色の差です。
明らかに色が違いますよね?
プレミアムいちごがいかに濃厚かお分かりいただけますか。
流石いちご含有率60%以上といったところでしょうか。
+100円するつもりがなかった方も券売機にUターンするかもしれませんね。
私はというと、いちご農家直営のジェラート店で、いちごの最上位ランクを外す?そんな勇気は無い!
ブログのために!皆様にお伝えするために!奮発しました!
『ダブル』の『プレミアムいちご』!(750円…ランチやん…)
そうすると困ったことになりました。
そう、『相方を誰にするか問題』です。
困ったのでスタッフさんにオススメの相方をコッソリ聞いちゃいました!
よし、決まったぞ!
相方は『自家製はちみつみるく』!
教えてもらうまでは、いちご農家だしいちご系のどれかかなー、なんて思っていました。
自家製はちみつの話とか、追いがけはちみつの話とか、そんな話されたら即決でした。
しかもその自家製はちみつ、濃さに自信があるそうなんです。
追いがけはちみつの話は次の実食のところで…
いざ・実食!
『ダブル』の『プレミアムいちご』&『自家製はちみつみるく』

こちらが『ダブル』の『プレミアムいちご』&『自家製はちみつみるく』です!
プレミアムいちごをベースに自家製はちみつみるくをライドオン!
さらに上から自家製はちみつをとろ~り!
食べ進めてはちみつの味を気に入れば、スタッフさんにお願いをすると『追いはちみつ』をしていただけます。
プレミアムいちごの味わいは『いちごが主張しすぎない程度にギリギリまで詰め込んだいちごジェラート』という印象です。
いちごを60%も使用すると最早いちごを食べている感覚になるかな、と思いますよね?
ところがGocciaのプレミアムいちごは、ちゃんとジェラートしてます。
おそらく雫の里農園さんの主力品種である『女峰』を使用されているからだと思います。
『女峰』は昨今の品種改良が重ねられた『酸味が弱く甘みが強い』系ではなく、『程よい酸味』が特徴の昔ながらのいちごという印象を受けるいちごです。
程よい酸味があるおかげで60%も使用してジェラートにしてもスッキリした味わいに仕上がります。
『酸味が弱く甘みが強い』系のいちごを60%も使用するとジェラートとしてバランスをとって完成させるのは難しいでしょう。
ダブルの相方としてチョイスした『自家製はちみつみるく』のほうも、ミルクの主張は弱めです。
ミルク感だけでいうと、遥かに濃厚なミルクジェラートを知っています。
ですがミルク感が弱いことで『いちごを引き立たせる脇役に徹している』味わいです。
そこに甘さを主張しすぎないはちみつで甘さを補うことで、『全てが主張しすぎずジェラートとして上品に完成されている』、そんなジェラートです。
パンチの強さや映えで勝負するのではなく、プロフェッショナルな仕事を感じることができる、とても美味しいジェラートでした。
混みあうようになるのも時間の問題かな、と思います。
今回の訪問時には生いちごは販売されていませんでしたが、季節によっては直売もされているようです。
今後が非常に楽しみなジェラート店でした!
アクセス
いちご農家のジェラート Goccia
住所:〒621-0029 京都府亀岡市曽我部町穴太奥田57−1
近隣情報
亀岡運動公園
車で5分もかからない場所にあります。
公園で遊んで火照った体をジェラートでクールダウン、という遊び方はいかがでしょうか?

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