皆さん、お土産に求めるものってなんですか?
『美味しい』『映え(見た目が美しい)』『行ってきたよ!という主張性』『思い出になる』などが多いのではないでしょうか?
京丹後・伊根・天橋立・宮津など海の京都とも呼ばれる丹後地方ですが、お土産の定番ってあまり思いつかないのではないでしょうか?
そういった特徴を満たす土産が丹後には少ないので、定番土産と言えるものが思いつかないのだと思います。
そんな丹後のお土産で『これぞ丹後!』と言える丹後土産の決定版を見つけました!
しかも府内の一般的なお土産店には卸していない特別なお土産、興味ありませんか?
卸していないだけあってメディアの目に触れることも少ない『穴場土産』です。
わざわざ買いに行くだけの価値があると思ったので今回ご紹介させていただこうと思いました。
今回ご紹介させていただくのが『ちりめん羊羹』です。
では、ご紹介していきましょう!
『ちりめん羊羹』の『ちりめん』って何?
丹後の名産品の1つに『丹後ちりめん』という織物があります。
『丹後ちりめん』の詳しい説明は下記引用元のサイトが詳しく、冒頭部分を引用させていただきます。
丹後ちりめんとは、京都府・丹後地方で緯糸に強撚糸を使用して織られ、丹後で精練加工を経ることで生地表面にシボと呼ばれる凹凸が生まれる、後染め織物の総称です。厳しい検査を経た製品にブランドマークを押印し、高品質な「丹後ちりめん」として保証しています。
https://tanko.or.jp/tangochirimen/
『丹後ちりめん』を模した羊羹が与謝野町にある風美堂が作る『ちりめん羊羹』です。
与謝野町には『丹後ちりめん歴史館』というミュージアムもあり、丹後ちりめんの本場とも言える地域です。
『ちりめん羊羹』ってどんな羊羹?

『ちりめん羊羹』の柄は季節によって変わるそうです。
訪問したのは9月で、夏の柄だったようですね。
要冷蔵で2週間の日持ちなので旅行の行程と相談して購入するのがオススメです。
この写真では丹後ちりめんの特徴と言っているシボが分かりづらいですよね?
ということで、お土産用以外に自宅用(2人で食べる用)にハーフを1本を購入したのでそちらの模様をお届けいたします。


羊羹はフィルムで包まれています。
左がフィルム付き、右がフィルムをはがしたものです。
シボの凹凸が非常に丁寧に再現されているのが伝わるでしょうか。
ピンクのベースに花柄の模様もマッチしていて、まさに映えの一言。

カットしたのがこちらです。
表面の模様部分と中の胴体部分の2層になっているように見えます。
羊羹は白あんベースのあんに着色しているようです。
見た目に全振りしているかと思いきや味もしっかり濃厚で美味しく、熱い緑茶が欲しくなる味です。
甘さ控えめというほどでもないですが、主張しすぎないようにバランスされています。
『見た目良し』『味良し』『丹後ちりめんモチーフで主張性良し』など、お土産の条件をハイレベルにクリアしていて、丹後のお土産のイチオシNo1に推薦します!
『ちりめん羊羹』はどこで買える?
製造元の『風美堂』を検索すると、『風美堂ちりめん羊羹本舗』と『風美堂バイパス支店』の2つがヒットすると思います。
『風美堂ちりめん羊羹本舗』は工場で、『風美堂バイパス支店』が販売店舗です。
お求めの際には『風美堂バイパス支店』に行ってください。
どうせ訪問するなら支店より本店で、という感覚で向かうと間違いますので気を付けてください。
また、『きょうと魅力再発見プロジェクト』についてくる『京都応援クーポン券』は利用できません。
クレジットカードも利用できないので、必ず現金を持っていくようにしてください。
『ちりめん羊羹』以外にも何かある?


風美堂は和菓子店かと思いきや洋菓子も豊富です。
私が訪問した時も地元の方が誕生日ケーキを取りに来ておられたので、地元の方には馴染みのスイーツ店になっているのかもしれません。
アクセス
『風美堂バイパス支店』
住所:〒629-2303 京都府与謝郡与謝野町石川707−4
営業時間:10:00~18:00もしくは19:00
定休日:火曜日(他不定休)
お店の公式HPなどは見つかりませんでした。


ネットでも買えます
行程の都合などでどうしても寄れない場合があると思いますが、ネットで購入することもできます。
要冷蔵のため送料分が高くなってしまいますが…。
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